どうか生き残ってくれないか

BGM:『メーデーメーデー』amazarashi

 

 

ひさびさに友達と電話した。手紙のやりとりもしているしメールだってするけど、電話も楽しいなあ。自分のことをわかってくれている人と会話するのは安心する。

昔はわかってほしい人がたくさんいて、いろんな人にわかってほしくて、受け入れてほしかったけど、自分の器が小さいのか、最近はもういいやって思うことも増えたような。

人のことを理解するのも楽しいと思えるようになった。本当に理解できているのかは難しいけど。

そういえば、立場を考えると当たり前なのかもしれないけど、わたし自身よりわたしのことわかってくれている気がして、それだけで受け入れられた気がして嬉しいと思った。

わたしが感じた感謝の何分の一かだけでも、何かを返せていたのかなあ。言葉でありがとうと言ったこともあったけれど。その時は珍しく(?)、「いえいえ」と謙遜していたな。

 

ふと、メレンゲの『すみか』を思い出した。

歌詞の中で、

君のその笑顔に値する何ができるだろう

 

あなたのことが好きで そう言える僕が好きで

その手のぬくもりが ここにいる理由になっていく

 

の部分が特に好きだ。

 

毎日が楽しいと思った。そう思えることは幸せだから、そう感じさせてくれてありがとう、という気持ちをどうにか返せたらいいのに。長生きしたくはないと貴方は言うけど、どうにか生きてくれたらわたしも生き残りたくなる、かも。だから、生きてくれないかなあ。

 

機嫌直して生きよう

これは『飛べない翼』Lily Chou-Chou

 

あと、いつも思っているけど、

銀杏BOYZの『なんとなく僕たちは大人になるんだ』の

僕が好きだったアイドルが

週刊誌に熱愛スクープされていた

ショックのあまりに気が遠くなったけど

あの人が幸せならそれでいいもんな

僕が勝手に好きになっただけ

僕が勝手に好きになっただけ

ああ だけど だけど

どうしてこんなに涙が出るんだろう

歌い出しだけど、ここ好き。幸せならそれでいいもんな。僕が勝手に好きになっただけ。ほんとに。でも、結局言い切れなかったり。